100 Days of AI-directed Web

AIサイト100連発

プロがAIをディレクションして、100日間、毎日ひとつサイトをつくる記録。AIに丸投げ(ポン出し)ではなく、どこを人間が決めるか——コンセプト・組版・余白・引き算。その全工程を、各日の「つくり方の全容」として公開します。

Built so far

day022 STACK ハンバーガー屋のモバイルオーダー・LINEで先に頼んで並ばず受け取る

DAY 022 — ハンバーガー屋のモバイルオーダー(LINEで先に頼んで、並ばない)

STACK

チェーン店でおなじみのモバイルオーダーを、個人店でも。メニューを選んで、受け取り時間はスマホのあの「回して選ぶ」画面で合わせて、注文はLINEで送るだけ。メニューはスプレッドシート1枚で店主が更新でき、売り切れも自動で反映されます。

day021 BASE WEIGHT アウトドアイベントの公式サイト・更新はGoogleドキュメントを保存するだけ

DAY 021 — アウトドアイベントの公式サイト(更新はGoogleドキュメントを保存するだけ)

BASE WEIGHT

小さなアウトドアショップが集まるイベントの公式サイト。お知らせと出展ショップ紹介の更新を「Googleドキュメントを保存するだけ」にしました。ドライブのフォルダにドキュメントを置くと記事になり、書けるのは文字と写真だけ——だから絶対に崩れない。検索には効かない、という正直な線引きも書いています。

day020 予約カレンダーSkill無料配布・質問に答えるだけで作れる・Googleカレンダー連動・LINE自動予約・二重予約防止

DAY 020 — 予約カレンダーSkill・無料配布(Skillそのものの作り方も公開)

booking-calendar

day16〜19で作ってきた予約カレンダー——Googleカレンダー連動・LINE予約・送るだけで確定する自動予約・二重予約防止——を、Claude Code の Skill として無料配布します。質問に1つずつ答えるだけで、あなたのお店用の予約ページができる部品です。商用利用も、制作者がお客様の案件に使うのもOK。つくり方のページでは、温存してきた「Skillそのものの作り方」も公開しています。

day019 Encore 大人のためのピアノ教室・LINEで送るだけで予約が入り、サイトの空きも自動で更新される・Googleカレンダー連動の自動予約

DAY 019 — 大人のためのピアノ教室(LINEで送るだけで予約が入り、サイトも自動更新)

Encore

これまでの予約カレンダーは「空きを見せて、予約は LINE か電話で人が返す」形でした。day19 は、LINEで送るだけで予約がそのまま入り、サイトの空きも自動で ◯→✕ に更新されるようにしました。予約は店主の Google カレンダーに名前つきで記録され、サイトには出ません。接客中でも二重予約が起きない仕組みまで、実際に動く形に。

day018 Arc 1対1のピラティススタジオ・予約カレンダーを質問に答えるだけで作れるSkillにまとめた・Googleカレンダー連動

DAY 018 — 1対1のピラティススタジオ(予約カレンダーをSkillに・質問に答えるだけ)

Arc

day17 の予約カレンダーに「作り方を教えて」という声があったので、誰でも作れるように「Skill」という仕組みにまとめてみました。長い注文文は要らず、質問に1つずつ答えるだけ。最後に雰囲気を選ぶと、それに合わせて組み上がります。裏は Google カレンダー連動で、お客さんの名前はサイトに出ません。この Skill は day20 で無料配布する予定です。

day017 Sprout 女性のためのアロマ・リラクゼーション・週間◯✕カレンダーの正体は無料のGoogleカレンダー

DAY 017 — 女性のためのアロマ・リラクゼーション(Googleカレンダー連動・週間◯✕)

Sprout

予約サイトでよく見る週間の◯✕カレンダー。その正体は、店主が普段使う無料の Google カレンダー1枚です。受けたいコースを選ぶと、その所要時間ぶん空いている枠だけが◯に。予約が入ればサイトの空きが減り、お客さんの名前は出ません。予約は LINE か電話で、毎月の掲載料も予約システムもいりません。

day016 hair room sowa 高円寺・席ひとつの美容室・Googleカレンダー連動の空き状況

DAY 016 — 高円寺・席ひとつの美容室(Googleカレンダー連動)

hair room sowa

やりたいメニュー(=カット / カラー / パーマ…)にチェックを入れると、その所要時間ぶんまるごと空いている日時だけが出る。空き状況の元は、店主が普段使っている Google カレンダーそのもの。予約を書けばサイトの空きが減り、終日の「休み」を入れれば臨時休業になる。肝は、カレンダーには「カット 田中さん」と名前が入るのに、サイトに渡すのは「何時から何時が埋まっているか」だけで、お客さんの名前は一切サイトに出ないこと。予約システムは作らず、空いてる枠を選ぶと日時が LINE のメッセージに入る。デザインは高円寺の路地に馴染む墨色 + オリーブ + 明朝体、iOS風のすりガラス。

day015 Calm 八ヶ岳・原村のヨガスタジオ・LINE 対話型 bot で更新

DAY 015 — 八ヶ岳・原村のヨガスタジオ(LINE 対話型 bot)

Calm

章3=C系「自分で更新できる」連動シリーズの4本目。LINE で「更新したい」と送ると、bot がメニュー(=空きクラス / お知らせ / 休講 / 本日のレッスン)を出して、選んで案内に答えるだけで サイトの該当箇所が書き換わる対話型 bot 構成。一度の会話で「本日のレッスン」と「お知らせ」を続けて更新するように、複数の項目を切り替えて更新できるのが、day13(=形式テキスト1通)との違い。サイトは八ヶ岳の森のなかで静かに呼吸を整えるような、クリーム白 + モスグリーン + 上品なセリフ書体の natural editorial。覚えるのは「更新したい」の 5 文字だけ。

day014 みのり台クリニック 町の内科・小児科・営業状態をスプレッドシートで自動実況

DAY 014 — 町の内科・小児科(スプレッドシート連動)

みのり台クリニック

章3=C系「自分で更新できる」連動シリーズの3本目。営業時間と定休日をスプレッドシートに書いておくと、現在時刻と照らし合わせて「午前診療中」「昼休み中」「午後診療中」「診療終了」「本日休診」がサイトのファーストビュー一番上に大きく出る。受付の人が手で更新するのは混み具合の3択(=空きあり/混雑中/受付終了)だけで、他はぜんぶ自動。完全に静的なHTMLだと臨時休診のようなイレギュラーに対応できない、その隙間をスプレッドシート1枚で吸収する設計。白基調 + 水色 + 丸ゴシック(=Zen Maru Gothic)で 清潔と親しみのあいだを狙う。

day013 HOBO TOWN インディーバンド・LINE連動でライブ情報更新

DAY 013 — インディーバンド(LINE連動)

HOBO TOWN

章3=C系「自分で更新できる」連動シリーズの2本目。day12(=店主がスプレッドシートを手で書き換える)の対として、メンバーがスマホのLINEに次のライブ告知を送ると、bot が画像をGoogleドライブに、テキストをスプレッドシートに自動で振り分けて、サイトに即反映されるインディーバンドの自主運営サイト。デザインは Zine やアートブックの編集に寄せて、Slackey のロゴと等幅の本文で組んだ。

day012 マルウエ青果 街の八百屋・スプレッドシート連動

DAY 012 — 街の八百屋(スプレッドシート連動)

マルウエ青果

章3=C系「店主が手で変える」連動シリーズの1本目。day11(=自動で変わる/天気)の対になる軸として、店主が朝スプレッドシートを書き換えるとサイトがその通りに変わる八百屋サイト。入荷も価格も在庫も店主のひと言も営業時間も、ぜんぶ一枚のシートで管理。トーンは雑誌マーケット特集の編集スタイルに振り切り、店主の似顔絵を主役の隣に大きく置いた。

day011 Pebble Lake Field 青木湖畔のキャンプ場・iOS天気アプリ移植

DAY 011 — 青木湖畔のキャンプ場

Pebble Lake Field

章3「アプリUIをそのままウェブに引用する」連作の3本目=リアル天気連動。「いまを切り取る」一点突破で、予約フォームや料金表のような定型を意図的に外したキャンプ場サイト。Open-Meteo の実天気と連動して背景が6シーン(=朝霧/朝/昼/夕焼け/月光/星空)に変化、体験カードは時系列横スクロールで「今→これから→明朝」を追える。

day010 NOR v2 蓼科八室の宿・小説型縦2分割

DAY 010 — 蓼科八室の宿

NOR v2

同じ宿の素材を、まったく別の作法で。「小説の手法をウェブに持ち込む」が今日の主題。章ごとに挿絵と本文を分けた構造で、一部屋を選んで泊まる滞在記を読ませる。本文は読ませる役、補助情報は画面下からせり上がるメニューに。

day009 NOR v1 蓼科八室の宿

DAY 009 — 蓼科八室の宿

NOR v1

章3「アプリUIをそのままウェブに引用する」連作の一本目。素材は架空の宿NOR。地図アプリの下からせり上がるパネルを移植しようとしたが、固定写真の上では役目が消えた。テーマに忠実なことが、サイトの魅力に勝つことはない——編集的な縦型に戻して、パネルは深掘りモーダルだけに残した。

day008 Hatch Fly Co. フライフィッシング専門店

DAY 008 — フライフィッシング専門店

Hatch Fly Co.

フライフィッシングの専門店(架空)。偏愛シフト二本目。何度頼んでも全画面ヒーロー+左右の箱に戻ってしまい、「これ100個作って面白い?」と言って、当たり前のウェブを捨てた。川の雑誌として組み、下にスクロールするほど背景が深緑に沈んで水中へ潜っていく一冊にしたら、急に良くなった。店主が舟から「今週の渓」を一言書くメモも置いた。

day007 45s Donut 中古レコード店

DAY 007 — 中古レコード店(古い輸入7インチ)

45s Donut

古い輸入7インチ=「ドーナツ盤」の中古レコード店(架空)。汎用業種でなく、自分が通ってきた音楽カルチャーを題材にする一本目。「レコードを模した円形ナビ」と頼むと、AIは何度も“盤の絵”を描いてきて、そのたびに却下した。盤をやめて、円に沿った文字だけを回したら急に良くなった。

day006 籠井宿 Kagoi-juku 中山道の宿場町

DAY 006 — 古い町並み・宿場町(観光)

籠井宿 — Kagoi-juku

中山道の宿場町(架空)の観光サイト。海外の旅行者も意識して、日本語を主に英語を必ず併記。素材が良く初稿から編集的に整ったが、それだけでは“どこかで見た”形だった。和の題材の固有性——縦書きの明朝を「柱」として本文の横に通し、書体を役割で使い分け、地図を江戸の道中図風に手描き——で、想像の範囲から一歩抜けた。

day005 OR D'ATLAS アルガンオイルLP

DAY 005 — コスメ単品LP(アルガンオイル)

OR D'ATLAS — アルガンオイル

モロッコ・アトラス山麓の契約農家から届くアルガンオイルの単品LP。文章と構成は、素材と参考を“先に”渡したので最初の出力でだいたい良かった。直したのは見た目——ありきたりなファーストビュー、のっぺりした平坦さ、色の使いすぎ。一つずつは地味な調整だけど、最初の出力との違いは、その積み重ねでできている。

day004 後藤硝子瓶 GOTŌ GLASS

DAY 004 — 町工場(ガラスびん工場)

後藤硝子瓶 — GOTŌ GLASS

三代続くガラスびん工場。背骨は祖父の代からの技術、枝葉はクラフトの小ロットや瓶のアップサイクル。この日は修正ゼロ——AIが賢いからではなく、何を作り誰に何を避けるかを言葉にし、参考と素材を“先に”渡したから。「おまかせ」の、ちょうど逆。

day003 トラットリア・ロンディネ

DAY 003 — 個人経営イタリアン

トラットリア・ロンディネ

商店街の角、夫婦ふたりのイタリアン。最初に「おまかせ」で作らせたら凡庸だった——目指す品質の参考と写真素材を“先に”渡したら別物に。純白+朱赤1色、白地に浮く料理皿、暗い厨房のヒーロー。品質は性能でなくディレクションで決まる。

day002 ラーメン はやし

DAY 002 — 駅前の老舗ラーメン店

ラーメン はやし

二代目のまかないから生まれた裏メニュー、辛味ラーメンが看板の老舗。「ポップに」とお願いして飾りを足したら“うるさく”なった——引き算して、主役の丼を画面からはみ出すぐらい大きく一つだけに。ポップの正体は、量ではなく引き算と単一焦点だった。

day001 服部制作室コーポレートサイト

DAY 001 — コーポレートサイト

服部制作室 コーポレートサイト

12年ほぼ変えていなかった自社サイトを、AIディレクションで作り直した。この企画の起点。動き・技術で“すごさ”を見せる方向をことごとく外し、たどり着いたのは静かで端正な組版だった。