Behind the build — Day 028
day28は、架空のしゃぶしゃぶ店「くぐり」。作ったのは、時間ごとに予約の定員を決められる予約カレンダーです。この店なら、同じ時間に受けるのは3組まで。空きは◯△✕。埋まった枠は自動で満席になり、満席のあとに届いた予約には自動でお断りの返信まで返します。台帳はGoogleカレンダーだけ。

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先日、無料配布している予約カレンダーについて、飲食店の方から質問をいただきました。「指定した時間帯に、何枠まで。そういう設定はできますか」。配布版は美容室や教室のような「1つの時間枠に1組」の前提で作っていたので、そのままではできません。技術的にはできるはず——と考えて、「検証してからご連絡します」とお答えしました。今回は、その検証の記録です。
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仕組みの芯は単純です。予約1件=Googleカレンダーの予定1件。ページは、同じ時間帯に予定が何件あるかを数えて、決めておいた定員(今回は3組)と比べるだけ。予定が1件までなら◯、2件になると△(残り1組)、3件で✕。時間ごとに定員を変えることもできます(17時は2組まで、19時は4組まで、のように)。
電話で受けた予約も同じ台帳に電話や店頭で受けた予約は、店主がカレンダーに普段どおり書けば、それも1件として数えられます。LINEの予約と手書きの予約が同じ台帳に並ぶので、どこから来た予約でも定員の計算はひとつです。
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予約はLINEです。枠と人数を選び、名前を入れると、LINEが下書きつきで開くので、お客さまは送信を押すだけ。すると裏側が受ける直前にもう一度その枠を数えて、定員に届いていなければカレンダーに書き込み、「ご予約承りました」と返します。もし直前に埋まっていたら、書き込まずに「ただいま満席となりました」とお断りします。
なぜ「もう一度」数えるのかサイトの表示は、見ている間に古くなります。◯を見て送った2人が同じ最後の1枠を取り合うことがある——だから表示の時点ではなく、書き込む瞬間の事実で受けるかどうかを決めます。これで定員を超える予約は構造的に入りません。
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予約までの操作は、枠をタップ、人数をタップ、名前を入れる、の3つ。あとはLINEを開いて送信するだけです。予約と同時に店とお客さまのLINEがつながるので、変更やキャンセルの連絡もそのままできます。
休みもカレンダーで管理する定休日の設定項目は、途中で捨てました。毎週の定休は繰り返しの終日予定、臨時休業はその日に終日予定を入れるだけ。ページでは「—」になり、その日に届いた予約には「お休みのためお受けできません」と返ります。予約も休みも、カレンダー1か所で管理できます。
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店は架空のしゃぶしゃぶ店「くぐり」——肉が出汁をくぐる、のれんをくぐる、の二重の意味です。写真は主役にせず、予約カレンダーそのものを一番上に置きました。今回の主役は見た目ではなく、定員のある予約がきちんと動くことだからです。
時間ごとに定員を決めて、埋まった枠は自動で満席に。満席のあとに届いた予約には自動でお断り。使ったのはGoogleカレンダーとLINE公式アカウント、どちらも無料の道具だけです。本物のカレンダーとLINEで、3組で満席になること・4組目が断られることを確かめてから、この記事を書いています。質問をくださった方にも、検証の結果を報告しました。100連発は、まだ続きます。